せっかくおいしいものを食べていても、

「こんなに食べたら太るかも?」
「後でダイエットしなきゃ」

といった不安を感じたことはありませんか?

または、食事の後に「しまった!食べすぎた。またやっちゃった!」「私って意志が弱くてダメだわ」などと後悔したり、「またダイエットに失敗しちゃった」と、自分へのダメ出しをしていることはありませんか?

ここでは、5万人以上のダイエットや食事サポートをしてきた経験に基づき、食べることに対するストレスから解放され、太らない体になる食べ方のコツについて解説していきます。「きちんと食べて、健康的に余分な脂肪(内臓脂肪)を落としたい」という方は、ぜひ意識してみてください。

 

太らない食べ方のコツ①
「食べたら太る」という不安を捨てる

ストレスを感じながら食べるから太る

私たちの体は、脳がさまざまな機能をコントロールしています。そのため、脳が何をどう認識しているかによって体の反応は大きく変わってきます。

体の基本的機能として、脳が意識したほう、イメージしたほうにより近づきやすくなるという性質があります。この特性をダイエットにも活かすことで、食べても太りにくくなれるのです。

たとえば、ドーナツを食べるとき「おいしそうだけど、これを食べたら太りそうだな」と思って食べたとします。そうすると「太る食べものが入ってくるぞ!」と脳が認識し、体はそのように反応してしまいます。つまり、それは”とても太りやすいドーナツ”になります。

逆に、太るかな?という不安を持たずに「おいしいな」「幸せだな」という幸せな気持ちだけで食べれば、脳の認識どおりに体の細胞は「幸せな食べ物が入ってくるぞ!」と喜びます。体の機能が活発に代謝に働きかけ、結果的に”太りにくいドーナツ”に変わります。

ダイエットにプラスのイメージを持つ

このように、同じものを食べても気持ちや意識の持ち方でダイエットの結果が大きく違ってきます。つまり、食べ物を”太りやすい食べもの”にするのか、”幸せな食べもの”にするのかはあなた次第ということです。

太るのは、食べもののせいだけではなく、あなたの意識のせいということになります。そんなの信じられないという人もいるかもしれませんが、これは脳科学的にも証明されており、サプリメントや医薬品の開発者の間では常識といわれています。

心理的な作用で体に反応や変化が起こる現象を「プラセボ効果」ともいいます。これは薬やサプリメントの開発だけでなく、普段の食事でも同じことがいえます。

ダイエットをする時、口にする食べものに対して、自分に良い効果を与えてくれるプラスのイメージを持つか、体を悪くするネガティブなイメージを持つかで、結果が大きく変わってしまうのです。

 

 

太らない食べ方のコツ② 「入れる」より「出す」ほうに意識を向ける」

 

ダイエットに関する悩み

ダイエットに取り組んでいる方々から、「あまり食べていないのに太るんです」「食べる量を減らしているのに痩せません」というような声を良く聞きます。

そして多くは、「遺伝的に太りやすい体質だから、仕方がない」「歳を取って、代謝が下がって太りやすくなったから仕方がない」と、遺伝や年齢のせいにしてあきらめてしまいます。

もちろん遺伝的な影響もありますが、体質は、日常の生活習慣から作られています。そして老化のスピードも、日々の生活習慣で遅らせることができます。では、食べていないのに太るのはなぜでしょうか?

食事のときに意識すること

ダイエットや食に興味を持つと、食べものそのものに興味を持つ人がほとんどです。食べものにこだわる人は多いですが、「食べ方」と「食べた後」、つまり食べものを飲み込んだ後のことはほぼ意識していません。

食べものは、口か入って、胃で消化され、腸で吸収され、お尻から出ていきます。口からお尻は1本の管でつながっていて、食べものはここを通過していきます。入りっぱなしではなく、出ていきます。

ダイエットを意識するとき、カロリーの大きさや、何を食べるかなど、入れるものばかり気にしている人が多いですが、もし食べても太らない体を目指すのなら、視点を変えて「出る」ほうに意識を向けてみましょう。いっぱい食べても、いっぱい出せる体になれば太らない、ということになります。

食べないと「出す力」が衰えていく

ダイエットをしている時、毎日律儀に体重計に乗り、体重の変動に一喜一憂する人がたくさんいます。体重を気にしていると、1日で1キログラム増えただけでも気持ちが重くなりがちです。

ですが、短期的な体重変動を気にする必要はありません。なぜなら、1日で体脂肪が1キログラムも一気に増えたり減ったりすることはあり得ないからです。この体重の変動は、ほとんどが食べものと水分の出入りに影響されているだけです。

人間の体は、押し出し方式だとイメージしてください。食べものを入れると、先に食べたものが押されて出ます。このとき、食べる量が少ないと、食べたものが押し出されにくくなってしまいます。ダイエットをしているからといって食べないでいると、出にくい体になるのです。

 

 

太らない食べ方のコツ③ 食べものを入れて「胃腸力」を鍛える

 

体重ではなく「胃腸力」を意識する

食べものを受け止める胃腸は、とても大切な存在です。胃腸の状態は、太るか太らないかに大きく影響します。もっといえば、病気になるかどうかも変わってきます。ダイエットにも健康維持にも、この「胃腸力」は欠かせません。

食べものに気を遣い、せっかく良いものを選んでバランスに気をつけていても、胃腸がきちんと機能していなければ、消化吸収できず役に立ちません。食べものの力が十分に発揮されないからです。

さらに、胃腸の力が落ちると太りやすくなり、さまざまな不調の原因にもなります。だから、食べるものを変えるだけではなく、胃腸をケアしましょう。元気な胃腸になれば、自然とスリムになったり、心もポジティブになったり、いいことづくめです。

食事は体内エクササイズ

実は、胃腸はほとんど筋肉でできています。筋トレをイメージするとわかりやすいですが、筋肉は、動かすと強くなり、使わずに動かさないでいると衰えて弱くなるという性質があります。腕などの筋肉は自分で動かせますが、胃腸の筋肉は自分の意志では動かせません。ですが、食べものを入れると胃腸は勝手に動きます。

ダイエットに欠かせない、胃腸の筋肉を鍛える唯一の方法が「食べる」という行為です。食べること=胃腸の筋トレです。

食べることで胃腸をしっかりと鍛えれば、胃腸力が上がって消化吸収が良くなり、排出する力もアップするため、やせやすくなります。胃腸の筋トレ効果を上げるには、咀嚼する食べもの、つまり形がある食べものです。形がある食べものは消化吸収のときに胃腸をたくさん動かすので、筋トレ効果が高くなります。

液体流動食を主食にしない

食べものを選ぶときは、固形のもので、よく噛めるかどうかを意識するといいでしょう。素材の形ができるだけ残っているものを選んでみてください。加工して細かくしていない食べ物が良いでしょう。

ダイエットの時、野菜ジュースやスムージー、青汁、ヨーグルト、スープなどの液体や流動的な食べ物をヘルシーだと思って選んでいる方もいますが、咀嚼することなく喉に流し込む食品は、胃腸を動かさず通過するだけで、ほとんど筋トレにはなりません。

液体や流動食が増えると、胃腸が衰えやすくなります。消化吸収と排出する力が弱まり、その結果、太りやすい体質になるだけでなく、老化も促進することになるのです。

 

 

まとめ

 

太らない体になるためには、日々の行動の積み重ね、つまり日常の生活習慣から「自分でできること」を意識しましょう。重要なポイントは3つです。

・まずは、「食べたら太る!」という思い込みを捨てる
・口に入れる食べものだけでなく、「出す」ほうにも意識を向けてみる
・しっかり食べて、「胃腸力」を鍛える

食べたら太るのではなく、「きちんと食べないから太る」「ストレスを感じながら食べるから太る」のです。体重の増減に一喜一憂する前に、まずは食事の意識改革から始めましょう。続けていくと、ダイエットのストレスから解放されて、毎日が楽しく、幸せが感じられるようになるはずです。

 

食べることに関するさまざまな思い込みを手離すと、何歳からでも楽しく元気に人生を切り開くことができる!
健康という財産を築くための「強い武器」となる、食事と体の知識を無料で学べます。

今すぐメール講座に
登録する

関連記事

食とメンタルの密接な関係。落ち込みやすく、イライラしやすい人必見。ストレスに強く穏やかな人になる食べもの&食べ方とは?

これまで様々なメディアを通して、食べ方についてお伝えしてきました。 柏原ゆきよ式・お腹からやせる食べ方を実践していくと、よく噛んで食べるこ

令和の食育が目指すのは、シンプル&リッチな食生活。食事で新しい生活様式の実践!自宅に居ながら磨ける「食選力」(しょくせんりょく)とは?

私たちの体は、私たちが食べたもので出来ているー。こんな言葉を聞いたことがありますか?実は、毎日の食べものが自分自身の肉体や精神力を作っている

50代からは「体重にこだわらない」が成功のカギ!?メタボや更年期の不調を乗り越えながら、大人世代が無理なくお腹やせダイエットする秘訣

50代の方々から「運動してもやせにくくなった」「これまでやってきたダイエットの効果が感じられなくなった」という声を耳にします。このような体調