もう一度考えてみよう、糖尿病のこと〜後半〜|食べかたのコツ[第65回]

Vol304糖尿病後半

前回は血糖値や糖尿病の種類に
ついてお伝えしました☆

 

今回、年に一度はぜひ気にして
いただきたい検査項目である、
HbA1cについてお伝えします。

 


◎血糖値は一時的なもの

 

血糖値は常に変動しています。
たとえ空腹時に正常な血糖値でも
食後に上がっていることも。

 

血糖値に限らず、多くの検査項目は
ただ点で判断するのではなく、
推移を見る
ことが大切なのです。

 

結果には必ず原因があるので、
血糖値や中性脂肪が上がったら、
その原因となる食事や行動を
見なおしていけば大丈夫です☆

 

 

◎血糖値よりもHbA1c

そこで意識したいのはHbA1cです。
ヘモグロビンエーワンシーと読みます。

 

ヘモグロビンは赤血球の成分であり、
全身に酸素を運んでくれています。

 

食前でも食後でも、血糖値の高い状態、
つまり血液中にブドウ糖がたくさんある
状態が続くと、血液中のヘモグロビンと
ブドウ糖が結合しやすくなります。

 

ブドウ糖と結合したヘモグロビンを
糖化(グリコ)ヘモグロビンと言い、
赤血球が約120日で寿命が来るまで
結びつきが続きます。

 

HbA1cは血液検査をした日から
1~2ヶ月前にどれだけ血糖値が
高い状態が続いたか
を表す指標です。

 

最近では健康診断や人間ドックでも
標準的に検査をすることがだんだん
増えてきています。

 

血糖値や中性脂肪は直前の食事の
影響を受けますが、HbA1cや
コレステロールは一食だけではなく
ふだんの習慣が現れます。

 

 

◎血管を丈夫に保つこと!

血糖値だけのコントロールなら、
炭水化物の量や、血糖値を上げやすい
甘いものの調節で良いかもしれません。

 

でも、炭水化物を極端に減らすと、
食事のバランスが崩れたり、脂質や
たんぱく質が増えて腸内環境が
悪化することもあります。

 

何事もバランス。血糖値も気をつけつつ
体全体のバランスも考えましょう☆

 


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