国民健康・栄養調査でわかる「日本のおなかやせ推移」|[第46回]
2014.07.14 カテゴリー:おなかやせ理論
「国民健康・栄養調査」
おなかやせメールでも何度か
 登場したことがありますが、
 ちらっとでも聴いたことがある
 という方がほとんどかもしれません。
(参考)
 カロリーと健康の関係、誤解していませんか?
 http://shokuiku-imagine.com/pastarticles/?p=391
今日はこの身近な健康データに
 ついて少し紹介してみますね。
◎どこで見られる?
厚生労働省のホームページに
 毎年発表されています。
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html
たくさんのデータが掲載されて
 いますが、各年度の「結果の概要」
 だけを見れば大丈夫です☆
◎目的は?
健康増進法に基づいて、国民の身体の
 状況、栄養摂取量および生活習慣の
 状況を明らかにし、国民の健康増進の
 総合的な推進を図るための基礎資料を
 得るために実施します。
◎対象は?
保健・医療・福祉・年金・所得など
 国民生活の基礎的な事項について 
 世帯面から総合的に明らかにする、
 「国民生活基礎調査」があります。
その対象者の中からさらにランダムに
 国民健康・栄養調査の対象を選びます。
◎何を調べるの?
・身体状況
 身長や体重、血圧、血液検査をはじめ、
 病気の治療の有無などを問診します。
そしてこの中でちゃんと「腹囲」
 つまりおなかやせ具体も調査します!
・栄養摂取状況
食品摂取量、栄養素等摂取量、
 食事状況(欠食・外食等)、
 1日の身体活動量として歩数を
 調べます。
・生活習慣
 食生活、身体活動・運動、休養(睡眠)、
 飲酒、喫煙、歯の健康等に関する
 生活習慣全般を把握します。
◎いつやるの?発表はいつ?
11月中のとある1日に調査を実施し
 結果が発表されるのは約1年後。
毎年必ず調べる項目もあれば、
 糖尿病など数年に一度調べる
 テーマごとの内容もあります。
国民全員の毎日を調べる訳では
 ありませんが、日本人の健康指標、
 特に栄養面での結果の推移を
 確認できる貴重な調査です。
大切な視点は一時的なデータより
 推移、つまり変化の度合い。
おなかやせメソッドに取り組む時も
 人のデータに左右されたり、その
 いっときのデータで一喜一憂したり
 するのではなく、推移をチェック☆
少しずつでも改善している、など、
 点よりも線で判断しましょう!