代謝を助ける!ビタミンB群の豆知識♪|おなかやせ理論[第64回]

2014.11.11 カテゴリー:おなかやせ理論

カロリーのもとになる三大栄養素。
もちろん、何からどれだけ摂るか
というバランスはとても大切です。

 

(参照)カロリーの内訳バランスが
おなかやせポイント☆
http://shokuiku-imagine.com/pastarticles/?p=406

 

摂ったカロリーをちゃんと使えて
いれば、余分なカロリーが体脂肪
としてつくこともありません。

 

じゃあ運動すればOK?と思いきや、
その前に、副栄養素が少ないと
カロリーは燃えにくくなります

 

(参照)副栄養素はなぜ減った!?
どう増やす!?
http://shokuiku-imagine.com/pastarticles/?p=522

 

今回はそんな栄養素の中で特に
代謝に関わるビタミンB群
ついて少しご紹介します!

 

 

◎ビタミンB群って?

ビタミンは発見された順に
A、B、C……と呼ばれますが、
いったん名前がついてから
後から呼ばれなくなることも。

(ビタミンF、Gもあったそうです)

 

B群は水溶性で全部で8種類。

主に食べ物がカロリーとして
使われる際に大きな役割を
担っています。

 

◎B群の種類と化学名

 

そのほとんどが三大栄養素の代謝
に関わっているビタミンB群。

 

ビタミンBなになに、という名前
でなくても、B群に含まれるもの
もあります。

 

また、食品の表示などでは、
化学名(別名)が使われている
ことも。下記の赤字が一般的に
よく使われる名称になります。

 

自分がよく聞く成分が意外と
ビタミンB群だったことも
あるかもしれませんね!

 

ビタミンB1…チアミン

ビタミンB2…リボフラビン

ビタミンB3…ナイアシン

ビタミンB5…パントテン酸

ビタミンB6…ピリドキシン

ビタミンB7…ビオチン

ビタミンB9…葉酸

ビタミンB12…コバラミン

 

あれ?先ほどの順番で抜けている
数字が…と思われましたよね☆

 

実際、番号がついたものの、後で
「やっぱりビタミンじゃない!」
ということで、欠番が出ています。

 

◎ビタミンB群豆知識

 

・ビタミンB1と脚気

 

お米が精白されると失われる
ビタミンB1の欠乏症が脚気。

 

心不全と末梢神経障害により
下肢のむくみやしびれが起き、
膝を叩いても脚がピクンと
動かない場合に疑われる。

 

・ビタミンB12と葉酸

 

B群ではあるが代謝には関わらない
ものが2種類ある。

ビタミンB12

赤血球の生成や神経細胞の機能
を維持するためにはたらく。

 

葉酸
赤血球のもとになる赤芽球を
作るのに関わっている。

DNA合成に必要で、胎児の発育に
大きな影響を及ぼす。

 

ビタミンB群に関わらず、どれもが
まんべんなく充足していることが
大切です。そのためには色々な
食材を摂りましょう♪