ご飯を食べられない子供がどんどん増えている!? | 食アスリート[第5回]
2014.05.02 カテゴリー:食アスリート
食とスポーツのおはなし
ご飯を食べられない子供が
どんどん増えている!?
食アスリート協会(SAA)
主任講師 馬淵恵さん
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小学生から大学生まで
アスリートを食からサポート
管理栄養士・スポーツ栄養士
☆プロフィール詳細はこちら
http://s-a.or.jp/?page_id=16
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はじめまして!
管理栄養士・スポーツ栄養士の
馬淵恵(まぶちめぐみ)です。
突然ですが皆さん、
学校や職場に向かう前は
モリモリ食べていますか?
おなかやせメールの読者の皆さんの
中には、お子さんを持つお母さんや
学生の方も多いかと思います。
特に小学生は学校で机に向かって
勉強もしていますが、さらに、
休み時間に校庭で遊んだり、
体育の授業があったり……。
身体を動かす機会がたくさんあり、
毎日学校で運動しているのです!
小学生も、ある意味アスリート
なのかもしれませんね☆
ところが、小学校や中学校での
学校給食では、「残食」が多く、
中でも全国共通で「ご飯の残食」
の多さが問題のようです!
給食でのご飯は、子供達が食べるべき
必要量がきちんと計算されています。
~参考~
小学生の身体にとって必要な量
低学年 お茶碗1杯
高学年 お茶碗大盛り1杯
でも、均等にご飯を盛り付けると、
ほとんどの生徒が食べきることが
できないのが現状とのこと。
お米をよく噛む、胃腸を鍛えることは
成長期の子供には特に必要なのです。
昔はみんな食べていたのに、
今は食べられない。
これは大人も子供も同じですね!
大人がローカロリー志向だったり、
ご飯は太ると思っていると、
子供にも同じように伝わります。
食育と聞くと子供が対象に思われ
がちですが、大人にこそ必要なのは
台所や食卓を支えるのが大人だから。
大人からしっかりご飯を食べて、
子供も一緒に胃腸を鍛えましょう♪
ご飯を盛り盛り食べることで
朝からパワーがみなぎる!
脳がスイッチONになる!
体が元気になる!
疲れがたまらない!
そして何より、「食べる力」が
しっかりと育ちますよ◎