日本の食文化は奥が深い◎徒然食だより◎|食べかたのコツ[第73回]
2015.02.05 カテゴリー:食べかたのコツ
◎徒然食だより◎
健康・食育シニアマスター、
管理栄養士、國枝加誉
(くにえだかよ)です。
先日、塩麹と似ている「三五八」
なるものを教わりました!
三五八というのは、糠漬けの糠床
のような「麹漬けの床」のこと。
塩麹よりも水分が少ないのが特徴で、
福島、山形、秋田では昔から
作られているそうです☆
食塩、麹、蒸した米を3:5:8の
割合で混ぜ合わせるだけの、
とってもカンタンな漬け床♪
旬の野菜や肉などを漬けると、
6時間から半日でも美味しく
仕上がります☆
私も早速三五八漬を作りました♪
◎蕪の三五八漬
蕪は実も葉も食べやすく切って
和えておきます。甘味が出るので、
黒胡椒を加えるとアクセントに
なって美味しいですよ♪
◎パプリカの三五八漬
パプリカも甘みが引き立って美味!
また、二色使うと彩りがキレイで
食欲をそそりますね♪
◎番外編:白菜の柚子香漬
こちらは三五八ではありませんが、
冬になるとついついリピートして
しまう白菜のお漬物です。
白菜にかるーく塩を振り、柚子の
果汁をたっぷりしぼり、刻んだ柚子皮を
加えてしばらく置くだけです☆
こんな風に、漬物専用の器で作ると、
蓋(重石)を取ればそのまま食卓へ。
ポリ袋に材料を入れて振り混ぜてから
もんで置いても美味しくできます♪
塩を少なめに振って酸味を足せば、
サラダ代わりにもなりますし、
もちろんご飯との相性もバッチリ☆
ぜひ、お好みの○○漬を季節の野菜
で味わってくださいね♪