CKDを知っていますか?後半|おなかやせ理論[第78回]
2015.02.04 カテゴリー:おなかやせ理論
今回はどんな人がCKD(慢性腎臓病)
の危険が高まるのか、どうやったら
予防できるのか???
についてお伝えします。
◎CKDの危険が高い人って……?
年齢を重ねると、腎臓をはじめ、
さまざまな臓器の機能が落ちます。
また、家族に腎臓病の方がおられたり、
これまでにたんぱく尿などの指摘が
あった方も、腎機能が低下しないよう
注意してCKDの発症を抑えましょう。
また、CKDの発症には次の生活習慣が
関わっていると言われています☆
【たばこ】
喫煙は全身の血流を悪くしますが、
同時に、腎機能も低下させます。
【飲酒】
お酒は適量(1日に日本酒2合)まで
にして飲み過ぎを防ぎましょう。
休肝日も忘れずに。
【肥満・メタボ】
最近、メタボリックシンドロームが
CKDの発症を促すことがわかってきて
おり、肥満を解消することがCKD予防
に重要とされています。
【高血圧】
血圧が高い場合は、腎臓に負担を
かけやすくなります。
◎CKDの予防をはじめよう!
・美味しく減塩を!
まずは血圧が高くなりすぎないために
塩分(ナトリウム)を摂り過ぎない
ことが重要になります。
柑橘果汁や酢などの酸味を活用
出汁をしっかりきかせる
薬味やスパイスを活用する
などなど、美味しく減塩しましょう♪
なお、余分な塩分を排泄するカリウムを
しっかり摂ることは有効ですが、
腎機能が低下している方はカリウム
摂取量の制限が必要な場合があります。
医療機関にご相談くださいませ。
・肥満やメタボを改善しよう!
生活習慣の改善とともに、メタボや肥満
を解消することも重要なポイントに☆
減らしたいのは脂肪です!
単に体重を減らそうとすると筋肉も
落ちてしまい、代謝悪化→さらに
体脂肪増加の悪循環になることも。
運動不足にならないよう、適度に汗ばむ
軽めの運動を継続しましょう!
(運動の制限がある方はご注意ください)
・水分の摂り方に注意
腎機能の低下に伴って、体内に塩分が
溜まり過ぎると、さらに水分が排泄
排泄されにくくなり、むくみが起きます。
だからと言って、極端に水分を制限
すると今度は脱水症状が起きます。
水分量の制限について、医療機関で
特に指示がなければ、塩分の摂り過ぎに
注意しておられれば大丈夫です。
知らず知らずに進むのが怖いですね。
薄味でバランスよい食事を続けて、
メタボもCKDも遠ざけましょう♪
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