大人も子どもも健康に♪「健やか親子21」|おなかやせ理論[第75回]
2015.01.13 カテゴリー:おなかやせ理論
先日、「健康日本21」について
お伝えしましたが、今回は母子保健
での目標「健やか親子21」を
ご紹介します!ぜひご一読ください♪
◎健やか親子21って何?
平成13年から始まり、21世紀の
母子保健の取り組みを示そうと
する国民運動計画です。
13年実施した第一次を終え、
最終評価を経て平成27年4月から
第二次がスタートします。
母子保健は一見おなかやせには
無関係に思えるかもしれませんね。
でも、生活習慣病が若年化して代謝が
悪化したり、若い女性のやせが進んだり
どの世代にも健康問題が山積み。
おなかがぽっこり&筋肉低下
はどの世代にも共通の問題です。
◎どんな課題があるの?
「健やか親子21」での主要課題
は次の4つです。
☆思春期の保健対策の強化と
健康教育の推進
☆妊娠・出産に関する安全性と
快適さの確保と不妊への支援
☆小児保健医療水準を維持・向上
させるための環境整備
☆子どもの心の安らかな発達の促進
と育児不安の軽減
よく朝食の欠食率が話題になりますが
大人の朝食の摂り方を始めとする、
食事の姿勢が子どもにも影響します。
子どもを食から元気にするためには、
大人が健康元氣になることが重要☆
◎第二次での視点とは?
第一次で見られたさまざまな課題や
提言から、第二次健やか親子21の
方向性がまとめられました。
次の4つの視点から、10年後の
「すべての子どもが健やかに育つ
社会」を目指すとしています。
・思春期保健対策など、第一次で
改善できなかったもの
・乳幼児健診などを引き続き継続し
母子保健水準を維持する
・児童虐待防止対策など、21世紀の
新たな課題に取り組む
・喫煙や飲酒は第一次で改善したが、
引き続き見守り悪化を防ぐ
◎第二次での課題とは?
次の3つの基盤課題と2つの重点課題
を設定しました。
【基盤課題】
A 切れ目ない妊産婦・乳幼児への
保健対策
B 学童期・思春期から成人期に
向けた保健対策
C 子どもの健やかな成長を見守り
育む地域づくり
【重点課題】
1 育てにくさを感じる親に
寄り添う支援
2 妊娠期からの児童虐待防止対策
ちょっと難しい言葉が続きましたが、
地域でこのような仕組みを整え、
母子から高齢者まで、あらゆる世代
で健康を目指しやすくしたいですね。
皆さんもぜひ、お住まいの地域で
健康対策や活動を確認してみては?
気軽に利用できるサービスが
見つかるかもしれません♪