とっても大切!特定健診・特定保健指導|おなかやせ理論[第74回]
2015.01.07 カテゴリー:おなかやせ理論
おなかやせの対義語とも言えるのが、
おなかポッコリ、つまり「メタボ」です。
特定健診・特定保健指導は2008年から
始まりメタボ健診とも呼ばれています。
今回はメタボ予備軍を事前に見つける
大事な施策についてお伝えします。
◎なぜ重要なの?いつからスタート?
メタボリックシンドロームとは、
内臓脂肪型肥満に加えて、
高血糖、高血圧、脂質異常のうち
いずれか2つ以上をあわせもった状態。
(参照)
メタボとロコモ、あなたはどちらも大丈夫?
http://shokuiku-imagine.com/pastarticles/?p=1607
特定健診・特定保健指導の対象は
40歳~74歳のすべての国民。
年に1回の健診での結果に応じて
保健指導が行われます。
○○病と診断される前に早く発見し
保健指導で生活習慣を改善することで
少しでも病気を遠ざけようとする
とても重要な取組みです。
◎どうやって判定するの?
内臓脂肪が多く蓄積していると
動脈硬化が進んでしまいます。
おへそまわり(腹囲)を測定し、
男性85cm 女性90cm以上ある人で、
高血圧・高血糖・脂質代謝異常のうち
2つ該当するとメタボと診断されます。
その他、身長と体重、喫煙歴や
年齢なども加味して、その人に
どのような保健指導を行うか、
レベル分けをします。
◎どんな段階があるの?
生活習慣の改善は1日や2日で終わる
ものではなく、継続が重要です。
いまの体重の5%を3~6ヶ月にわたり
減らしていくなど、
リスクが高い人には積極的支援という
面接を含む複数回のサポートを
中長期にわたって実施。
ややリスクが高い場合は動機付け支援
と呼ばれる指導が1回。
そして、リスクのない人もあわせて
全員に情報提供をします。
◎どんなことをするの?
症状が目立たないまま進行するのが
生活習慣病の怖いところです。
食事のバランスを整えて適度に運動し
内臓脂肪を減らすことが必要!
食事を抜かない、ゆっくり食べる、
咀しゃくを増やすなど……
まさにおなかやせメソッドの実践が
とても重要になるのです☆
基礎代謝を高めるには筋肉を増やす
ことも忘れないでくださいね!
鍛えるなら、赤い筋肉です!
(参照)
ヒラメよりマグロを鍛えて代謝アップ!
http://shokuiku-imagine.com/pastarticles/?p=2028