年越し蕎麦の由来って?|食選力アップ術[第68回]
2014.12.31 カテゴリー:食選力アップ術
大晦日に食べる「年越し蕎麦」は
すっかり恒例行事ですよね♪
江戸時代から始まったとされる
この風習、改めて、食べる意味
などを確認してみましょう☆
◎年越し蕎麦を食べる理由は?
切れやすい麺であるため、
一年の嫌なこと(厄)を断ち切る。
細く長い麺なので、長寿を願う食べ物
と捉えて新年を迎える前に食す。
などなど、様々な諸説があります。
また、やせた土地でもとれる、
食材費が安くすむことから、
貧しい者も栄養がつけられるという
メリットも関係していたようです。
◎晦日蕎麦は年末だけではない?
江戸時代、毎月の末日を晦日と呼び、
忙しい月末に蕎麦を食べて労う習慣
がありました。
ちなみに、晦日は月が隠れるという
意味を表します。これは月の見え方
を示す月相に関連しています。
朔…新月。月の始まる最初、1日。
弦…上弦および下弦の月
望…満月。
晦…月が隠れる時。月末。
◎どんな蕎麦をどのタイミングで?
蕎麦を食べることさえ同じであれば
どんな種類でもどのタイミングでも
良いとされています。
ただ、由来を考えてみると、年を
またぐ前、除夜の鐘が鳴る前に
食べるのがベストです♪