こんなときどうする?〜脂肪肝かも?〜|食べかたのコツ[第60回]
2014.11.23 カテゴリー:食べかたのコツ
肝臓は別名「沈黙の臓器」と
呼ばれるほど、機能が悪化しても
なかなか表に出てきません。
脂肪肝もそのひとつ。エコーとも
言われる超音波検査で見つかり
ますが、気づきにくいですね。
つくづく、体をパカっと開けて
見られたら健康への気遣いが
もっと増えるはずと思います。。。
◎肝臓は何をするところ?
人間の臓器の中でもっとも
大きいのが肝臓です。
・栄養素の代謝
・有害物の解毒
(アルコール、薬など)
・胆汁の生成
・たんぱく質の合成
などが主な役割で、機能が
低下してしまうと、代謝の
悪化にもつながります。
また、たんぱく質を作っている
だけでなく、肝臓そのものも
たんぱく質から作られています。
肝機能悪化
→たんぱく質がうまく作れない
→肝臓自身のたんぱく質も不足
→さらに肝機能が悪化する
という悪循環をまねきます。
◎脂肪肝って?
肝臓はある程度脂質(中性脂肪)
を蓄えていますが、過剰に蓄積
したな状態を脂肪肝といいます。
原因は肥満、糖尿病や、
アルコールの摂り過ぎですが、
最近はアルコールによる脂肪肝は
減っていると言われています。
脂質が過剰にならないようにする、
また、カロリーがしっかり使われ
脂質が溜まらないよう、代謝を
良くすることも重要です。
◎肝臓のために着火剤!
摂ったカロリーをしっかり燃やし、
肝機能を回復させるためには、
ビタミン・ミネラルが大切。
もちろん、肝臓が元気になるよう
たんぱく質も必要ですが、摂り過ぎ
は腸内環境の悪化にもつながるので
注意が必要です。
ビタミン・ミネラルと言えば、
やはり雑穀と旬野菜ですね♪
おなかやせメソッドではそもそも
脂質比率が低くなる上、着火剤と
なるビタミン・ミネラルも豊富。
沈黙の臓器だからこそ、こちらも
毎日着実にいたわってあげましょう♪