こんなときどうする?~不足解消☆不溶性食物繊維~|食べかたのコツ[第47回]
2014.10.13 カテゴリー:食べかたのコツ
おなかやせに欠かせない排出力や
胃腸力を支えてくれているのは
食物繊維☆ 改めて、食物繊維の
種類と役割を整理しましょう♪
◎そもそも食物繊維って?
食物繊維は炭水化物の一種で、
定義は次の通りです。
—————————-
ヒトの消化酵素で消化されない
難消化性成分の総体
—————————-
炭水化物とはいえ、三大栄養素の
ようにエネルギーになりません。
エネルギーになる炭水化物が糖質、
ならないものは食物繊維なのです。
水に溶けるかどうかで、不溶性と
水溶性の2種類にわかれます。
◎不溶性食物繊維のはたらきは?
便の材料は7~8割が水分ですが、
食物繊維があるかどうかで、
便が適度な水分を含み良い形を
作れるかが決まってきます。
ある程度の形・大きさがあると、
腸自体を刺激してぜんどう運動が
さかんになり、お通じはスルッと
出やすくなります☆
余分なもの・いらないものが腸内
にとどまらず押し出されることで
腸内環境は良好になるのです♪
◎不溶性はどんな食べ物にある?
不溶性食物繊維にはセルロース、
リグニンなどがあり、もっとも摂取が
期待できるのは穀物と野菜(根菜)。
他には豆類、乾物にも豊富です。
もちろん、雑穀にもたっぷり♪
ご飯をしっかり食べるおなかやせ
メソッドでは、雑穀をたくさん
入れることで食物繊維量もUP☆
おなかでよくゴロゴロと音がする、
下痢と便秘を繰り返す方は、
不溶性食物繊維が多すぎると逆効果。
腸への刺激が強すぎてぜんどう運動が
うまく働かない場合もあります。
こういうケースでは水溶性食物繊維が
オススメですよ。
次回は水溶性食物繊維について
お伝えします。お楽しみに!