コレステロールをチェックするポイントは?|おなかやせ理論[第65回]
2014.11.12 カテゴリー:おなかやせ理論
健康診断でもよく登場する
「コレステロール」、今回は
どこを気をつけたら良いか、
ポイントをお伝えします♪
◎コレステロールって何?
脂質の一種です。水になじむよう、
たんぱく質で覆われていて、血液
の中に溶けて全身を動いています。
リポ(脂質)と結合した「たんぱく」
として「リポたんぱく」と言い、
どれくらいコレステロールが含まれて
いるかで数種類に分類されます。
その中で、皆さんがよく見かける
のはHDLとLDLの2つです。
【HDLコレステロール】
高比重リポたんぱく質。
各細胞の余分なコレステロールを
回収し、肝臓に戻す役割です。
【LDL(悪玉)コレステロール】
低比重リポたんぱく質
肝臓にあるコレステロールを
それぞれの細胞へと分配します。
コレステロールが溜まってしまうと
動脈硬化を促進することが、悪玉と
呼ばれる理由です。
◎どこにあって何に使われる?
食事からのコレステロールは
卵、肉などの動物性食品や、
魚卵などに多く含まれます。
体内での役割は、
・細胞膜を作る
・胆汁酸の原料になる
・ステロイドホルモンの材料
・ビタミンDの原料 など
コレステロールをたくさん
摂るのは確かに問題ですが、
体にとっては必要なもの。
コレステロールの材料となる
食品を過度に、また、偏って
摂らなければ大丈夫でしょう。
吸収を押さえてくれる働きが
ある水溶性食物繊維を摂る、
という方法も有効ですね♪
◎気をつけるポイント
血液検査などで総コレステロールが
多すぎることも注意が必要ですが、
注目したいのはLH比です。
LH比=LDLコレステロール値
÷HDLコレステロール値
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1.5以下 目標
2.0以上 動脈硬化の心配あり
2.5以上 要注意!血栓の可能性あり
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ごはん中心でおかずを少なめの
おなかやせメソッドを続けると、
自然と血中脂質のバランスが
整ってきますよ♪