水のことを見直してみよう♪|食べかたのコツ[第55回]
2014.11.02 カテゴリー:食べかたのコツ
あまりにも当たり前すぎて大切さが
わかりづらいのが「水」です。
でも体の60~80%は水分でできており、
水は生命維持に不可欠な存在。
今回はその水についてお伝えします。
◎体内での水のはたらき
体内で水はあらゆるところに存在
しています。血液、リンパ液、
皮膚、筋肉、骨、臓器など……。
特に、水が主な構成成分である体液
を介して様々な代謝反応が行われて
いるので、代謝にとっても水は
必要不可欠なものです。
そのほか、血液やリンパ液で栄養素
や酸素を運搬し、老廃物を細胞から
排泄器官へと運んでいます。
さらに、体温を維持調節するためにも
水分は大切な役割を担っています。
◎体に占める水の割合
赤ちゃんのお肌はぷるぷる☆
水分量は70~80%と言われています。
大人になるにつれて、次第に減少し
高齢者では60%以下になるほど。
体脂肪が多い場合は、水分量も少なく
なるので、女性の場合は男性よりも
水分量がやや少なくなります。
◎水分バランスとは?
水分は口から摂取しますが、排泄は
あちこちから出ています。
《1日の摂取量》
・飲料としての水 約1200ml
・食物からの水分 約1100ml
・代謝水 約300ml
代謝水とは、三大栄養素が体内で
使われる時に生まれる水分のです。
《1日の排泄量》
・尿 約1300ml
・便 約100ml
・不感蒸泄 約1200ml
不感蒸泄とは、無意識のうちに
皮膚や呼吸で蒸発する水分のこと。
これで1リットル以上もあるのは
ちょっと意外ですよね!
脱水症状が起きると、血液の粘度が
高まってしまうので、水分は常に
不足しないように気をつけましょう。
また、代謝が悪くなると体に水分を
蓄えむくみ、体重が重くなることが
あります。排出力が高まることで、
むくみがとれるとスッキリしますよ。
日本の飲料水はカルシウムなどの
ミネラルが少なめの軟水ですが、
ミネラルの多い硬水は飲みづらい人も。
おなかやせメソッドでは、食事から
ミネラルをたっぷり摂れるので、
水は美味しく飲みやすいものを
選べば大丈夫ですよ♪