こんなときどうする?~手強い便秘~|食べかたのコツ[第53回]
2014.10.30 カテゴリー:食べかたのコツ
おなかやせメール読者の皆さんの
中にも、便秘で悩んでいた方は
多くいらっしゃると思います。
きっとここまで読んでくださって
実践されていると、かなり改善
されているかもしれませんが、
復習を兼ねてまとめてみましょう☆
◎便秘薬を長年使っている場合
便秘薬にも色々な種類がありますが
大別すると次の2つです。
・ぜんどう運動を引き起こすもの
・便をやわらかくするもの
ぜんどう運動を引き起こすタイプは
主に大腸の粘膜を刺激します。
長く使い続けているうちに、
腸の動きが悪くなってしまうことも。
便をやわらかくするタイプも、
食物繊維の摂取量が確保できれば、
薬を使わなくても十分に便が
出てくれることもあります。
最近では、効き目がやさしい薬も
出てきてはいますが、できる限り
使わずに自然な便を出すことを
目標にしましょう♪
◎どうやって克服したらいい?
普段から薬を常用されていた方は
出ない状態が少しでも続くと
不安になってしまい、便秘薬が
手放しづらくなる場合があります。
少しずつ胃腸の筋トレをして、
胃腸を鍛えることが大切です。
・消化を意識する
腸の状態を良くしたいときは、
まずはきちんと消化すること。
胃に負担をかけないよう、
おかずを減らしておきましょう。
・ごはんの量と質を変える
穀物の食物繊維は便のかさを
増やしてくれます☆
ごはん量が少ない場合は少しずつ
増やしていきましょう。
ゴルフボール1つ分くらいの
大きさで約50gです。
ごはんをしっかり摂れている方は
雑穀の配分を多くする、デトックス
効果の高い雑穀を増やすなど、
質の工夫をしてみましょう。
それでも改善しない場合は、
ストレスが原因のけいれん性便秘
の可能性もあります。
けいれん性便秘については
次回お伝えしますね。