日本の旬を知る・その14~秋/立秋~|おすすめ情報

2014.09.27 カテゴリー:おすすめ情報

 

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~旧暦から日本の旬を知る~
季節と食材の豆知識
七十二候
 【秋編/立秋】

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おなかやせメールは登録した時期に
よって読んでいただいている季節が
異なりますが、春から順にお伝え
しております。

 

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~秋~
立秋/処暑/白露/秋分/寒露/霜降
今日は「立秋」の七十二候
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【立秋】

八月初旬~中旬

 

旧暦では秋が始まりますが、立秋は
1年で最も気温が高くなる時期です。

 

四季の始まりは「立」と記し、
立秋から立冬前日までが秋です。

 

どれだけ暑くても立秋からの便りは
「残暑見舞い」になります☆

 

 

◎初候:涼風至
(すずかぜいたる)

[8/7~11ごろ]

 

暦の上では涼しい風が吹き始め、
秋の訪れを感じる季節ですが、
日付を見る限り、涼しい風は
まだまだ先のように思えますね。

 

ちょうどお盆休みを迎える頃、
日中の暑さをしのいでも夜は熱帯夜。

 

「暑さ寒さも彼岸まで」とよく
言いますが、お彼岸の頃である
秋分まではまだ日があります。

 

でも、立秋から秋分にかけて、
少しずつ着実に秋は近づきます。

旬食材はオクラなど。

 

 

◎次候:寒蝉鳴
(ひぐらしなく)

[8/12~8/16ごろ]

 

寒い蝉と書いてひぐらしと読む
のはなかなか面白いですね♪
 

 

日が暮れてからカナカナカナ
とよく鳴く蝉ですが、気温が
下がってくると日中も鳴きます。

 

旬食材には冬瓜があります。

 

◎末候:蒙霧升降
(ふかききりまとう)

[8/17~22ごろ]

 

深い霧が山々に立ち込める季節。
実は「霧」は秋の季語、和歌や
俳句に霧とあれば、初秋や晩秋、
秋の詠まれた歌かもしれません。
 

 

旬の食材はとうもろこし。

 

漢字で玉蜀黍と書きますが、
金色の粒がきれいに並ぶさまを
玉蜀(たまきび)」と呼んで
いたのが語源とされています。

 

 

次回は「秋/処暑」についてです。
楽しみにお待ちくださいね♪