ヒラメよりマグロを鍛えて代謝アップ!|おなかやせ理論[第63回]
2014.09.11 カテゴリー:おなかやせ理論
えっ、マグロを鍛える?
柏原先生、お腹が空きすぎて
ついに…なんて言われそうですが、
私は常に真剣ですよ☆
今日は筋肉のお話!
ヒラメとマグロは「たとえ」です。
◎代謝アップには筋量アップ
自分の意志とは関係なく常に
消費が続くエネルギーのことを
「基礎代謝」といい、全体の
消費エネルギーの6割を占めます。
臓器を動かす、呼吸をする、
体温を維持するなどの
生命活動に使われています。
基礎代謝のうち約4割は筋肉で
消費されるので、筋肉量が減ると
基礎代謝=消費エネルギーもダウン。
残念ながら、筋肉量は年齢と共に減る
ため基礎代謝も減ってしまうのです。
◎基礎代謝アップにはマグロの筋肉
筋肉には白筋と赤筋の2種類があり、
基礎代謝を上げるのは赤筋☆
いわゆるインナーマッスルと呼ばれ
骨や姿勢を支えている筋肉で、
含まれている赤い色素の影響で
見た目にも赤い筋肉なのです。
一方、白筋は体の表面近くにあって
呼吸を止めてぐっと力を入れる
重量挙げの際に使う筋肉です。
赤筋を鍛えると→しなやかな体
白筋を鍛えると→むきむきな体
つまり、赤筋を鍛えたほうが
むきむきにならず、体幹が
しっかりと締まって代謝の良い
体になるのです☆
この見た目の色から、
白筋=ヒラメ、 赤筋=マグロ
にたとえて説明しています。
これが今回のタイトルの理由です♪
◎呼吸しながら軽めのスロー動作!
重いものを素早く息を止めて動かす
のは、白筋を鍛えむきむきに。
赤筋を鍛えたければココに注意!
・呼吸をする
・ゆっくり動く
・負荷を軽くする
太極拳や弓道をイメージして
みてくださいね☆
ちなみに、ヒラメは意外と動きが
すばしっこいってご存知でしたか?
白筋は瞬発力に必要な筋肉。
一方、マグロがずーっと泳ぎ続ける
ように、赤筋は持久力に関わります。
実際に食べるときは、ヒラメも
マグロもおいしくいただきますが
筋肉はちょっとマグロを優勢に
考えてみてくださいね♪