日本の旬を知る・その8~夏/立夏~|おすすめ情報
2014.09.09 カテゴリー:おすすめ情報
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~旧暦から日本の旬を知る~
季節と食材の豆知識
七十二候 【夏編/立夏】
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おなかやせメールは登録した時期に
よって読んでいただいている季節が
異なりますが、春から順にお伝え
しております。
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~夏~
立夏/小満/芒種/夏至/小暑/大暑
今日は「立夏」の七十二候
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【立夏】
五月初旬~五月中旬
温かくなった春を超え、少しずつ
暑さも増すころ。まさに夏の始まり
が立夏の季節です。
◎初候:蛙はじめて鳴く
(かえるはじめてなく)
[5/5~9ごろ]
名前の通り、蛙の鳴き声が田畑で
聞こえ始める季節です。
男児の健康と成長を願う行事、
菖蒲湯や柏餅などを楽しむ
端午の節句も有名ですね。
柏餅の柏の葉は新しい芽が出るまで
落ちないので、家系が絶えないという
意味で縁起が良いとされています。
旬食材は人参、キンメダイなどです。
◎次候:蚯蚓出ずる
(みみずいずる)
[5/10~14ごろ]
蚯蚓(みみず)はあまり気持ちの良い
外見ではありませんが、田畑にとって
耕うん機の役割になる大事な存在。
その蚯蚓が土から出てくる季節です。
この時期の名物といえば……苺狩り!
旬の苺は甘く爽やかで美味しいですね☆
◎末候:筍生ず
(たけのこしょうず)
[5/15~20ごろ]
春の訪れとともに土から出る
のが筍(たけのこ)です。
地面が少し盛り上がっているくらい
のところで掘らないと、どんどん
アクが強くなってしまいます。
また、この頃はあさりも旬☆
産卵期である春と秋の年2回が
あさりの旬です。
米のお話で言いますと、この時期に
田んぼの土を深く耕し(田起こし)
水をはったあとに底からぐいっと
かき混ぜる代掻き(しろかき)をします。
田植えの準備が本格化する頃が
夏の始まりなんですね。
次回は「夏/小満」についてです。
楽しみにお待ちくださいね♪