こんなときどうする?~風邪を引いたら~|食べかたのコツ[第32回]
2014.08.30 カテゴリー:食べかたのコツ
おなかやせ生活を続けていると
疲れにくくなった、風邪を引きにくく
なったという声をよく聴きます☆
でも、どうしても風邪を引いてしまった
時はこんな食事で乗り切りましょう!
◎エネルギー確保にお米!
咳をしたり発熱したり、風邪を引くと
体はたくさんエネルギーを使います。
消化に負担がかかりすぎずカロリーの
もとになる炭水化物を摂りましょう。
食材で言うならばやはり「お米」!
胃腸はしっかり動かすことが重要。
風邪の時はもちろん労りますが、
液体ばかりだと、普段の食事に
戻すのがとっても大変です!
どうしても噛めない、つらいという
時は、お粥や軟らかめのご飯や、
お味噌汁と合わせておじやにして
食べるのも良いでしょう☆
◎味噌汁もプラス!
胃腸を温めてくれる味噌汁も大切☆
ねぎや生姜は体を温めるだけでなく
殺菌作用も!すりおろした生姜を
味噌汁に入れても良いですね♪
大根は喉の炎症を、れんこんは
咳をしずめると言われていますので、
具材にするとオススメです☆
また、たくさん汗をかくので脱水症状
にならないよう、塩分も適度に補給
したいところですね。
冷たいスポーツドリンクだと、糖分
の摂り過ぎや体を冷やすことになり
かねないので、味噌汁を上手に活用
してみてくださいね♪
◎参考:なぜ風邪を「引く」?
中国では古くから風が人間の体に
影響をおよぼすと考え、風が運ぶ
邪気が入り込んで病気が起こる
とされていました。
吹く「風」がもたらす「邪」気を
体に「引」き込むから「風邪」☆
この言葉や考え方が日本に伝わった
のは平安時代ではないか、とのこと。
さまざまな病気の総称を表して
いたのが、次第に発熱や咳など、
感冒症状を指すようになりました。
※感冒は寒さを感じることで健康を
冒(おか)されるという意味です。
いかがでしたか?
その時の体の状況に合わせつつ、
ご飯と味噌汁を軸にしていきましょう♪