消化吸収が大切!~炭水化物編~|おなかやせ理論[第56回]

2014.08.11 カテゴリー:おなかやせ理論

 

健康によい、太りにくい食事に
どれだけこだわっていても、
食べ物が口に入ったらそれで
良しではありません☆

 

食べ物が細かくなって吸収できる
形まで「消化」されなければ、
栄養として体に摂り込まれて
いないのと同じなのです!

 

どんな風に消化されているかを
考え、消化に負担をかけない工夫
をすることがとっても大切。

 

ということで、これから数回に
わたって消化吸収の流れを
まとめて参ります。

 

まずは炭水化物編!

 

前提として「美味しそう~!」と
楽しんで食べることをお忘れなく☆

 

(参照)

スマイル♪がやせ体質を作ります
http://shokuiku-imagine.com/pastarticles/?p=403

 

 

◎炭水化物はとにかくよく噛む

 

炭水化物の消化は「口」から!
唾液に含まれるアミラーゼという
酵素がでんぷんを分解していきます。

 

ここではとにかくよく噛むこと!
唾液の分泌が増えて、炭水化物と
唾液がよく混ざりあうことで、
消化が進みますよ♪

 

 

◎すい液がさらに分解!

 

食べ物は、口→食道→胃へと運ばれ
胃のぜん動運動によってぐいっと
次の十二指腸に押し出されます。

 

十二指腸には消化液であるすい液や
胆汁が分泌されますが、すい液は
三大栄養素すべてを消化してくれる
働きものの消化液なのです。

 

すい液にもアミラーゼが含まれ、
さらに炭水化物を分解します。

 

 

◎最後の消化は小腸で!

 

小腸の粘膜で最終的な消化が
行われ、もうこれ以上分解され
ない最小単位まで分解されます。

 

その後、小腸で吸収されます。

 

 

◎消化吸収のポイントは?

 

消化吸収の早さは甘いものは早く
でんぷん質はゆっくりです。
 

炭水化物が分解されてできた
ブドウ糖が吸収され血液に入ると
血糖値が上がりますが、消化吸収
が早いと血糖値も急上昇します。

 

しっかり咀しゃくすると消化促進
になりますが、だからと言って、
血糖値が上がりやすくなるという
ことではないのでご安心を♪

 

次回はたんぱく質編です!