介護予防とおなかやせの深い関係 ~後半~ |おなかやせ理論[第44回]
2014.07.04 カテゴリー:おなかやせ理論
さて、昨日お伝えしました
介護予防の3つの柱ふたつ。
◎その1 低栄養の予防
◎その2 筋力の維持
今日は3つめについてです!
◎口腔機能の維持
噛むことを咀しゃくと言いますが、
お年を召されてあごが弱くなったり
入れ歯になったりと、咀嚼に問題が
生じることがよくあります。
でもそれだけではなく、ごっくんと
飲み込む嚥下(えんげ)に問題が
出る方も増えているのです。
もしちゃんと噛めていても、
ごっくんできないと栄養を取り込む
ことにはなりません。
さらに、うまく飲み込めずにいると
食べ物や唾液が気管などに入り、
細菌が気管から肺に移って起こる
誤嚥性(ごえんせい)肺炎も増加。
ごっくんする力、嚥下力を高める
には、咀嚼力を上げ唾液を増やす
ことがとても重要です!!!
人のカラダの機能は使わなければ
どんどんと衰えてしまいます。
いくらでも噛んだり飲み込んだり
できる若いうちから、液体に近い
食べ物ばかりに偏ると、咀嚼力も
嚥下力も低下してしまいます。
さて、もうお気づきでしょうか?
介護予防の3つの柱はすべて
おなかやせメソッドと共通です。
私がおすすめしているのは、単に
体重がやせたわーい!という瞬間
ではなく、いつまでも元氣で
健康に長生きするための秘訣。
周りにいる健康長寿のお年寄りの
みなさんの共通点は、口から
美味しいものをしっかり楽しんで
召し上がっていることです☆
おなかやせは、健康、美容、
メンタル、長寿にも有効な、
幸せを呼ぶメソッドなのです♪