再確認しよう!体脂肪率のこと|おなかやせ理論[第71回]

2014.12.29 カテゴリー:おなかやせ理論

◎体脂肪率って何?

 

人間には、飢餓に対応できるよう、
余分なエネルギーを体脂肪として
蓄えるメカニズムがあります。

 

体内に蓄積された体脂肪の量が
体重に占める割合
が体脂肪率です。

 

体脂肪率(%)
=体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100

 

脂肪は体温の維持やクッション役
として一定量は必要ではありますが
過剰に体脂肪が蓄積された状態は
「肥満」
になってしまいます。


◎どうやって測定するの?

 

最近では買いやすい価格になった
体組成計」で測ることができます☆

 

電流が脂肪では通りにくい反面、
筋肉や血液など水を含む組織で
通りやすい性質を活用します。

 

生体電気インピーダンス法を用い、
電流を流し、最初の量と出てきた
後の量の差を計測し、電気抵抗
の度合いを測るのです。

 

実際の体脂肪量がコロコロ変わる
ことはあまりない
のですが、測定の
条件が不規則だと測定値もバラバラ。

 

体内や皮膚の水分量によって
測定誤差が生まれやすいので、
同じ条件で測定することが大切☆

 

午前中は体の水分が全身に均等に
分布しているので、夜に測定すると
体組成が変動する原因にも。

オススメは食前かつ入浴前です。

 

◎理想の体脂肪率は?

 

性別や年代によって異なりますが、

 

成人男性 約15~20%
成人女性 約25~30%

 

が良いとされています。 

 

下半身につきやすい皮下脂肪よりも
お腹まわり内臓脂肪を減らして、
内臓脂肪型肥満を防ぐことが重要!

 

また、脂肪を減らす意識と同様に
筋肉を増やすようにしましょう♪

 

(参照)

メタボとロコモ、あなたはどちらも大丈夫?
http://shokuiku-imagine.com/pastarticles/?p=1607