日本の旬を知る・その11~夏/夏至~|おすすめ情報

2014.09.17 カテゴリー:おすすめ情報

 

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~旧暦から日本の旬を知る~
季節と食材の豆知識
七十二候
 【夏編/夏至】

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おなかやせメールは登録した時期に
よって読んでいただいている季節が
異なりますが、春から順にお伝え
しております。

 

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~夏~
立夏/小満/芒種/夏至/小暑/大暑
今日は「夏至」の七十二候
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【芒種】

六月中旬~七月上旬

 

一年のうち、もっとも日が長い季節
を夏至と言います。その分夜が短く
なりますね。夏至の反対は冬至です。
 

◎初候:乃東枯る
(なつかれくさかるる)
[6/21~25ごろ]

 

乃東ってあまり耳にしないですよね。
​夏に枯れるので夏枯草(かごそう)と
呼ばれ、漢方にも使われる生薬
うつぼぐさ」のことです。

 

面白いことに、夏至に枯れ、冬至に
芽が出始めるのだそうです。

 

この時期の旬は夏みかん
「鮎釣りが解禁されました」という
ニュースも風物詩ですね♪
 

 

◎次候:菖蒲華咲く
(あやめぶはなさく)

[6/26~30ごろ]
 

知っていましたか?梅雨の訪れ
を知らせるのがあやめの開花です。

 

茗荷が旬を迎え、これから蒸し暑くなる
時期に清涼感を添えてくれますね。

 

次第に湿気も増え気温も高くなるので
体調管理が難しい時期でもあります。
 

冷たいタオルを首に当てる、
風通しを良くするなど、なるべく自然な
方法で涼を取りたいですね☆

 

◎末候:半夏生ず
(はんげしょうず)

[7/1~6ごろ]

 

夏至の頃は生薬がよく登場します☆
半夏カラスビシャクという漢方薬の
材料です。水分の停滞などつまりを
治す働きがあります。

 

旬食材はオクラ鱧(はも)
知られています。

 

コンチキチンで有名な、
京都の三大祭のひとつである
祇園祭が始まる頃でもあり、
町は川床料理でも賑わいます、

鱧が美味しくなると、あぁ夏だなぁ、
と実感する季節でもあります。

 

こちらは大阪・日本橋「美津富」さんで
いただける鱧のお刺身です☆
食べたくなってしまいますね…♪

 

次回は「夏/小暑」についてです。
楽しみにお待ちくださいね♪

 

vol.214