消化吸収が大切!~脂質編~|おなかやせ理論[第58回]

vol.179

 

脂質(油)はカロリーが高い!

 

そう思って減らしている方、
本当に多いですよね。

 

でも、エネルギー源になるだけでなく
脂質は細胞膜に使われるなど、
体を作る材料にもなりますので、
適度な量を摂ることが必要!

 

(参照)
油はどこを気を付ける?~使いかた~
http://shokuiku-imagine.com/?p=1159

 

油はどこを気を付ける?~選びかた・その1~
http://shokuiku-imagine.com/?p=1164

 

油はどこを気を付ける?~選びかた・その2~
http://shokuiku-imagine.com/?p=1170

 

 

では、脂質は体の中でどのように
消化吸収されていくのでしょう?

 

◎脂質の消化はまず「乳化」から
 

脂質の消化が始まるのはどこからか。
実は……胃でもなく十二指腸です。
 

脂質には色々な種類が有り、
主成分である中性脂肪
トリアシルグリセロールとも言います。

 

でも、そもそも水と油は溶け合わない
もの。水の中に油を分散させ安定化
させることを「乳化」といい、体内でも
脂質分解の前に乳化されます。

 

胆汁に含まれる胆汁酸が界面活性剤の
ように働き、脂質を水と混ざりやすい
ミセル」と呼ばれる状態にします。

 

 

◎脂質の鎖が外れていく

 

トリアシルグリセロールとは、
グリセロールに3つの脂肪酸が結合
したもの。トリとは3という意味です。

 

例えるならば、三つ又のフォークの先
を想像してみてくださいね。
 

口→食道→胃と運ばれてきた食べ物
は、十二指腸に分泌される胆汁酸で
乳化され、すい液のリパーゼで分解
され脂肪酸が外れていきます。

 

 

◎分解されてまた結合?

 

3つついていた脂肪酸が取れて2つ
や1つになり、グリセロールと脂肪酸は
いったんバラバラになってから、
小腸の粘膜で吸収されます。

 

そしてまたトリアシルグリセロールと
して再合成され、たんぱく質と合体して
リンパ管に入り、血液に入り込んで
全身を移動していくのです。

 

乳化→分解→再合成、と脂質の消化
吸収はなかなか変化が激しいですね。

 

 

◎消化吸収のポイント

 

脂質の多い食事は消化がゆっくりに
なるため、胃などの消化器官に長く
留まります
。胃もたれや消化不良を
起こすと食欲不振になることも。

 

また、胆汁やすい液が十分にないと
消化がうまく進みません。

酷使しないよう、脂質に偏らないよう、
炭水化物も摂ってよく噛みましょう☆

 

3大栄養素の消化吸収は以上です。

 

いかがでしたか?

このような過程を経て、エネルギーや
体温が生まれているのですね♪

 

体の働きを知ると、本来の機能をいかに
しっかり使うかで栄養の取り込みが
違うことがわかります。

 

各臓器に負担をかけない食選力と
食べかたがスッキリボディの近道!

 


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